いま話題のシングルボードコンピュータ。中でも人気の「Rasberry Pi」シリーズの最新版「Rasberry Pi3」を入手しました。こんなに小さいのに(キーボードと大きさを比べてみてください!)第3世代ということで、タブレットPC、スマホ、ちょっとしたパソコンくらいの能力は持つようになっています。
あまりお金の話はしたくないのですが、これで税込5670円。SDカードとAC電源アダプタとHDMIケーブル(モニター接続用)を買っても8000円もしません。
ただしOSは入っていません。というよりHDD(ハードディスクドライブ)的な記憶装置もありません。なんとSDカードをHDD代わりに使うのです。
Linuxという無料で使えるOSが動きますので、オフィスソフトを使ったり、メールをやり取りしたり、ウェブサイト閲覧したり、普通のパソコンライクなこともこなせます。(なんとYouTubeも再生できましたが長時間運用できるか未検証です)
とりあえずRaspbian(ラズビアン)というLinuxの一つであるOSをインストールしてみました。
今後いろいろ遊んでみます。ここでもいろいろ報告したいと思います。ある程度遊び終わったら商店会のデジタルサイネージに転用する予定です。
Rasberry Piとは
イギリスのラズベリーパイ財団が、学校で基本的なコンピュータ科学の教育を促進することをめざして開発したARMプロセッサベースのシングルボードコンピュータです。
PandaBoardなど教育用のシングルボードコンピュータは他にもありますが、Rasberry Piは最大のヒット商品となっています。ウェブ上でも利用方法などの情報が豊富にあることからさらに普及しそうです。
国内では教室よりも企業・工場や個人の家庭で使われています。基本的なPCの機能は網羅していることからIoT用途や、個人が電子工作を愉しんだり、親が子どもに買いあたえているようです。